HONDA PCX リコール改修レポート [ホンダ車のメンテ]

リコールでバッテリーBOX及びフューエルポンプ点検交換作業が必要となったPCX125
今のところお客様は快調にお乗り頂いており 先々月1000㎞点検も済み現在1800㎞弱
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メーカーによるとバッテリー製造時にバッテリー排気口に付着した酸性分が水等で被水すると
バッテリーケース底部の穴から 真下にあるフューエルポンプの吐出し管付近に垂れて
樹脂製の部品が亀裂を生じるのだそうです、、、、、、、お~こわ~。
すなわちポンプ自体が不良というのでは無く バッテリーケースの構造の欠陥による傷害ということ!
そのためケース自体をドレンホース付きの対策品に交換し フューエルポンプは傷害の有無を
点検、検査 (亀裂が有る物及び試験で酸性反応が出たもの) は全取り換えになります!
お客様にご入庫いただいたのでさっそく作業にとりかかりましょう。
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ほとんどフレームむきだし状態。 ここまでバラさないと作業ができません!
エンジンの左側の白く見えているのが タンク上部にビルトインされてるフューエルポンプの頭部分
この真上にバッテリーケースが付いてるかっこうです。
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左が付いていた穴あきの物。  右が対策用のドレンホース付きです。
このBOXは最後に組み上げる時に交換します。
その前に 酸性分点検キット なるものでフューエルポンプの上面に酸性分が付着していないか
試験します 
実はこれがけっこう大変!    キットの内容は
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水性ペン、 ゴム手袋、 噴霧器、 ウエットティシュ、 リトマス試験紙、等々
試験紙をくっつけて色の変化を見たり 水性ペンで赤く塗った後ウエットティシュで拭き取り
クラックの有無を検証したり
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何か小学校の理科の実験を思い出します。  なつかし~。
さいわいこの車両は フューエルポンプにはダメージは無く バッテリーケースの交換のみでOKでした
[右斜め下]組み上げの際はアイドルストップ用のシートセンサー取り付けに十分注意すべし!
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ちゃんと組まないとアイドルストップが利かなくなります。
組みあがった後は交換したバッテリーケースのドレンホースがサイドスタンドの奥あたりから顔をだします。
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なんせ初めてのバイクだったので作業終了まで2時間45分もかかってしまいました。
フューエルポンプ交換を要する作業の時は又後日レポートしまーす。



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