TODAY-FI 原因不明のエンジンストップ [ホンダ車のメンテ]

新車から一年半走行5400kmのTODAY-FI
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走行中にメーターパネル内のFIワーニングランプが点滅してアクセルがきかなくなりエンジン停止
しばらく待って再度エンジン始動。  その日は何とか乗って帰れたが、翌朝エンジン始動直後に
又FIワーニングランプが点滅を始めて走行不能に、、、、、、。
近所だったので押してこられたお客様にお詫び申し上げて、新車2年以内なので無料保証修理が可能の
旨をお伝えしてお預かりさせて頂きました。
さっそく原因探求を始めます。
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FIのサービスチェックカプラーを直結させて(緑/黒と茶) ワーニングランプを確認すると(コンピューター制御
ならではの便利な機能) 1回そのすぐ後に8回の点滅、、、、、、。
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マニュアルによると1回はセンサーユニットのカプラーの外れか吸気圧センサーの不良。
8回はセンサーユニットのカプラーの外れかスロットルセンサーの不良との事。
電気は目に見えないので、ここはマニュアルに従って探求していくことに。
まずはカプラーの接触不良又はハーネスの暖線チェックから、、、、、。
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スロットルセンサー、カプラー側とECUカプラーの間で断線が無いかを道通テスト
ハーネスを引っ張ったり曲げたりしても道通は途切れないので断線は無さそうです。
次にスロットルセンサーを交換してみました。 (スロットルの開度をECUに信号で伝えるための物)
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スロットルボディーの上部にくっついてる黒い箱の様な物、手前が付いていた物奥に見えるのが交換済み部分
交換が終わったらECUの設定をしなければなりません、(交換センサーを正しく認識させるための作業です)
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油温センサーのカプラーを外し(桃/白と橙)のハーネスを直結させて、イグニションスイッチONそして10秒以内
に直結ハーネスを抜く、  これで初期設定が完了!
続けてエラー履歴を消去しなければなりません。  FIサービスチェックカプラーの直結ハーネスを
イグニションON後ワーニングランプが点滅中10秒以内に抜き取る、 これで履歴の消去が完了!
そしてエンジン始動その時は治ったように思えたんですが2~3回始動と試乗を繰り返したら再度FIランプが
点灯、、、、? 今度は最初の1回が無く8回点滅の繰り返し、エンジンが吹け上がらなく停止してしまった?
スロットルセンサーは新品になってるのに、、、、、、?
ホンダのサービス課と相談、検証の上メインハーネスとエンジンハーネスそれとスパークユニットECUも全て
新品交換することになりました。
疑わしきは全部とっかえろ! ってことかな、、、。まあ保証期間内なので交換出来る物は全部交換した方が
お客様も安心ですもんね~。
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と言うわけでTODAYは丸裸に! 手前のロープみたいなのがメインハーネスとエンジンハーネス
フレームに沿って各電気系統につながっている電線の束(血管みたいなものです)
交換作業はけっこう時間はかかります。
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そしてこれがスパークユニットECUですバイクの脳みそです。 各センサーからデータを読み取り又
各制御部品に指令を送るための賢いやつ。
手前が交換したダメかもしれないやつ、 とにかくここまで交換すれば後は何もありません当然ですが、、、。
お客様には安心して毎日ガンガン乗っていただいております。



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